国産オンラインアクション RPG『BLUE PROTOCOL』(ブルプロ)が今夜その幕を下しました。 SNSなどで賛否両論なゲームではありましたが、私は比較的好んでプレイしていた身なので、その思い出を僅かでも残すべく記事を書きます。
アクセスが集中しログインが困難だった初日(2023年6月14日)を除く全ての日にログインしました。 それもあって、シーズンパスは自然に完走していました。 ただ、1日に長時間ゲームをする性格ではないので、総プレイ時間はさほど多くないと思います。
MMO的な交流には初期は消極的でしたが、ゲーム内のチャットでチームに誘われ加入してからは、月に数回の頻度でスクリーンショット会に顔を出したり、プリメイドのパーティでミッションに挑戦したりしていました。 お陰様で、サービス期間後半に追加された高難度コンテンツはチームの方々と楽しみながらクリアできました。
隠しクエストを含む全ての受注クエストをクリアしました。 特徴的なNPCが登場するシリーズもののクエストは気に入っていて、特に「大丈夫、覚えた!」と言いながらいつも迷子のピサリィや、ゲーム内最強かもしれない食肉解体屋エルシが好きです。 一方で、アドベンチャーボードは護符ボード数枚が未完了のまま残りました。
NPCとお揃いの「メモリスタンド職員の衣装F」がほしかったので、その購入に必要なゲーム内通貨「戦乙女のコイン・赤」をコツコツと集めていましたが、とうとう入手は叶いませんでした。
ブルプロの好きなところ、それはアニメ調3DCGと、MMOとアクションを折衷したゲームシステムです。
日頃からアニメを好んでいることもあって、ブルプロのグラフィックにもまた心を惹かれました。 個性的なデザインのNPCも、キャラクタークリエイト可能なPCも、そのものが綺麗に描画された上で背景ともよく調和しており、適当にスクリーンショットを撮っても絵になるゲームでした。
「【運営】下岡EP」さんとのツーショット
とはいえ、昨今は高品質なアニメ調の3DCGを有したゲームが数多く発表されています。 ブルプロのサービス期間中にも、『鳴潮』や『ゼンレスゾーンゼロ』などがリリースされ、私も実際に少しだけプレイしていました。
その中でブルプロだけを継続していた理由は、MMOとアクションを折衷したゲームシステムが自分に合っていたからです。 つまり、『FFXIV』にも『ゼンレスゾーンゼロ』にも物足りなさを感じた私にとっては、ブルプロが丁度良いタイトルだったわけです。 (良し悪しでなく飽くまで好みの問題であることを強調します。)
ゲームとしての洗練度は低かったものの、グラフィックやサウンドなど、局所的に見ると高品質な部分もあったため、個人的には記憶に残るタイトルだったと感じました。 その短いサービス期間を存分に体験できたことを幸運に思います。